県民の皆様には、日頃より熊本県薬剤師会の活動に、ご理解とご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

少子高齢化が加速する中、2025年に向けて進められてきた社会保障制度改革に続き、団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年を見据えて国民皆保険制度の維持・継承と全世代型社会保障の構築を目指した取組が始まろうとしています。

こうした中で、医薬品の安全・安心な供給や処方箋による調剤業務や服薬指導はもちろんのこと、「地域包括ケアシステム」の一員として多職種と連携しての在宅医療への参画やセルフメディケーションの推進に伴う医薬品の適正使用の啓発、学校での学校環境衛生活動やくすり教育、医薬品の乱用も視野に入れた薬物乱用防止活動や、スポーツ競技におけるドーピング防止についての指導・助言、次世代を担う薬剤師育成のための薬学生の実務実習受け入れなど、薬剤師に求められている役割は多岐にわたっています。

熊本県薬剤師会では、そのような期待に応えるため、様々な課題に対応できる薬剤師の育成と資質の向上に努め、ひいては県民の健康な生活の確保・向上に寄与するために日々活動を行っています。

熊本県薬剤師会 会長 富永 孝治
公益社団法人 熊本県薬剤師会 会長 富永 孝治

主な事業として、かかりつけ薬剤師・薬局の普及・推進、医療保険制度への取組、薬学教育への対応、薬剤師のための生涯教育推進、医療安全管理体制の整備・充実、アンチ・ドーピング活動の普及とスポーツファーマシストの養成、学校薬剤師活動の支援推進、大規模災害への準備・対応などを行っています。

このホームページでは、本会の事業内容とともに、医薬品や健康に関する情報などを提供してきたいと考えておりますので、皆様にご活用いただければ幸いに存じます。